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賃金表が歌いだす!

   
賃金表、10日がかりで作ったどお!


   

ふぅ~、疲れた。
きれいに表組みに賃金額がびっしりとうまっている。
当然だが。
一種、壮観で気持ちいい。
数字の羅列が詩のように思えてくる。


   

なにしろ、一つひとつの数字に賃金制度の趣旨がこめられているのだ。
社長の思いが入っているといってもいい。
(半分は提案した私の思いでもある)


   

この年代の社員はこう処遇したい。
この等級は何歳までに上に上がってほしい。
管理職になったら、この程度は昇給させたい。
でも、後は自分の実績で賃金を上げていってほしい。


   

社長の思いは至極まっとうだ。
ただし、経営者として厳しい判断も必要になる。


   

社員は大切にしたい、
実績を上げた社員にはそれなりの処遇をしたい、
しかし、たいして有能ではない社員に定年までいられても困る。
社内が活性化するような制度がほしい、
かといって、家族的な中小企業の雰囲気を壊すような成果主義も困る。


   

そんなジレンマを抱えた社長の
コンサルタント(私のこと)への要求は、
いきおい無茶なことになりかねない。
まとめると、


   

・緩やかな年功制は残してほしい
      しかし、
・実績をのこした人は年齢には関係なく優遇したい
・優秀な人をそれなりの待遇で中途入社させたい


   

・現場でこつこつ頑張っている人は大切にしたい
      しかし、
・中小企業として健全な人の入れ替わりは促進したい


   

・目標管理も導入してみたい
   しかし、
・少ない管理職で運用するんだから、シンプルな制度がいい


   

そう、矛盾だらけです。
だからといって、折衷策をとるわけにはいきません。
ご要望をすべて検討した結果、
一般的な職能資格制度と段階号俸表をお持ちしました、なんて提案をしていたら、
新規参入コンサルタントとしては情けない、
というか、生き残れない。


   

部屋にこもること、およそ10日間、
悩みに悩んで、
しょぼしょぼの目でエクセルのマス目を追い続け、
ついに、オリジナル(を加えた?)賃金制度を考案いたしました。


   

緩やかな年功制をベースにしていますが、
等級があがるごとに評価給の幅が広がり、
一般層に停留する人にもそれなりの処遇を与え、
ただし、在職するだけで賃金が上がってはいかないので、極端な停留層の入れ替わりを促し、
昇格や昇給もシンプルな仕組みでわかりやすい。


   

従来の職能資格制度はどうしてもがちがちの年功制になりがちです。
段階号俸表どおりにしか給料が上がっていかないとしたら、モチベーションも上がりません。
かといって、いきなり完全年俸制にするのでは、
中小企業の賃金制度としては過激すぎます。
一定の年功制と洗い換え式の評価給を有機的に組み合わせた賃金制度を設計いたしました。
ご興味のある方はお問い合わせください。
概要は、追ってホームページで公開いたします。


   

賃金表が完成して、
新人事制度導入のひとつの大きな山を越えました
(次の山は考課制度ですが)。
ここで、実感するのは、
会社が人事制度をいじりたいと思うとき
(つまり社労士に3号業務依頼が発生するとき)は、
いくつかの理由があります。


   

事業継承を考えたとき、
労基署の是正勧告を受けたとき、
なんとなく社内のムードが沈滞しているとき、
はたまた、業績がよいとき、
加えて人が増えてきたとき……等々。


   

要はその発端のニーズに立ち返って、
かゆいいところをかいてあげる。


   

そこから始まるコンサルティングをするべきなのです。
すると、賃金表を埋めたひとつの数字が、
詩のよう歌い始めるのです。
わっかるかなあ~(古い!)
   

では、また。


   

※本日の運動と食事

ウオーキング15分と柔軟。

朝食:牛丼屋さんの朝定食、野菜ジュース、コーヒー、サプリメント
昼食:ラーメン
夕食:おでん、漬物類、ご飯、ビールを少々、寒くなって、鍋率急上昇。

   






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コメント

10日がかりでの自信作が完成したようですね。「詩のように歌う賃金表」ですか!? ぜひ概要を見てみたいものです。

投稿: 燃える海 | 2006年11月13日 (月) 14時18分

素早いコメントありがとうございます。
達成感で興奮して書いてしまいましたが、
ひとからみたらタダの数字の羅列なのです。
組み上げた者にのみ聞こえる自己満足の世界なので。
ホームページに掲載したら、告知いたします。

投稿: むくひろ | 2006年11月14日 (火) 09時59分

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