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トータル人事制度の導入(11)

20070712

   
【職能資格等級制度の設計-4】

   

職能資格等級の各等級のモデル年齢は、以下のとおり。
年功制をベースとするため、
各等級にモデル年齢を設定し、
年齢給算出のための基礎データとして使用し、
また、中途採用時の賃金決定の目安とする。

    

J1級=20歳未満は2年、20歳以上は初年度のみ
S2級=20歳~29歳
S3級=25歳~34歳
L4級=30歳~39歳
M5級=35歳~44歳
M6級=40歳~49歳
E7級=45歳~

    

各等級における昇格基準は以下のとおり。
見習い的な等級であるJ1級は1年~2年で自動的に昇格になるが、
その他、一般職のS2級~L4級までは、
一定以上の評価を得た場合に昇格となる。
管理職層であるM5級~E7級への昇格は、
一定以上の評価を得たうえで、
昇格の対象として審査されることになる。

    

J1級からS2級
 =自動的に昇格
S2級からS3級
 =A評価が1年連続、B評価以上が2年連続、
  C評価以上が3年連続、D評価以上が5年連続で昇格。
S3級からL4級
 =A評価が1年連続、B評価以上が2年連続、
  C評価以上が3年連続で昇格
L4級からM5級
 =A評価が1年連続、B評価以上が2年連続、
  C評価以上が3年連続で昇格対象。
  ただし、別途選考による場合もある。
M5級からM6級
 =A評価が1年連続、B評価以上が2年連続、
  C評価以上が3年連続で昇格対象。
  ただし、別途選考による場合もある。
M6級からE7級
 =A評価が1年連続、B評価以上が2年連続、
  C評価以上が3年連続で昇格対象。
  ただし、別途選考による場合もある。

    

職能資格等級における降格基準は以下のとおり。
1)懲戒処分により、資格降等に該当した場合、
およびその他懲戒処分を同一事由により2回以上受けた場合    
2)私傷病により、肉体的または精神的に重大な欠陥を生じ、
現行資格等級が不適と認められた場合      
3)現行資格等級を維持するに足る能力が減退し、
また自己啓発意欲が著しく低く、
業績・能力・態度考課のすべて、またはいずれかが劣悪な場合   
4)人事考課において、E評価が1年以上続いた場合   
5)本人が下位の資格等級を希望し、会社が認めた場合   
6)その他、降格が適当であると取締役会等において決議された場合 
※降格する場合は取締役会等において個別に審査を行う。
なお、本人が決定に不服の場合は苦情の申し立てができる。

    

 前述のとおり、当該クライアント企業であるB社の資格等級設計においては、
専門職設置についての検討に時間が取られた。
その間、社内では全社員対象の仕事調査が実施されている。
期間は、6週間~10週間程度が適当であるが、
今回は6週間で実施した。
ところが、資格等級設計に3ヶ月近く時間がかかったので、
仕事調査のデータはその間放置されてしまい、
スケジュールを挽回できなかった。
仕事調査自体は、B社の規模(人数・業態)においては、
6週間で十分であると判断したわけだが、
コンサルタント一人で担当する場合、
こんなロスタイムが発生してしまう。

    

なお、仕事調査の結果等は、
人事考課制度設計の部分に加えるとして、
職能資格制度の設計は今回で終了します。
次回からは賃金設計の章に入っていきます。
少し、整理する時間をもらってから、再開します。

    

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