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モラールサーベイと労働分配率

20080710
    
社労士として顧問契約をさせていただいた会社には、
モラールサーベイ(従業員意識調査)を実施させていただきます。
あわせて、
前年度の労働分配率をお聞きします。

  
モラールサーベイは
人事コンサルティングの手法としては、
大変一般的であり、
関連資料も世間に出回っていますので、
詳述はしませんが、
私の手法だけお話します。

  

まず、
属性のデータは取りません。
中小企業において、
年齢別や階層別や部門別のデータを取っても、
ほとんど意味がないからです。

  
さらに、
回答分野を分類したデータも集計しません。
調査に使用した選択肢をそのまま経営者にみていただいたほうが、
わかりやすいと思えるからです。
つまり、
御社は組織内のコミュニケーション分野において、
評価点が低いようです、というより、
どう働けば評価が高くなるのかわからないとか、
会社の方針が明確に伝わっていないなどの声がありますよと、
集計結果をお伝えしたほうが、
具体的な方針・施策に結びつけやすいと考えているからです。また、
私からの提案もしやすくなるのです。

    
そこで、
選択肢を得点順に並べ替えた形で提出します。
ワーストファイブは強調する意味で、
黒地の白抜き文字にして、
ほとんどの経営者は指摘されるまでもなく、
自社の就労環境の弱みは薄々自覚しています。
それゆえ、
具体的な方向性が見えたほうが話は早いのです。
新人事制度の設計時には重要なヒントになります。

  
そして、
労働分配率ですが、
この分析はおこないません。
私は経営コンサルタントでありませんし、
労働分配率自体が業種によって目標値とでも呼べるものが違い、
算出方法自体も何種類もあるため、
そのままの数字を何かの施策の根拠にするには無理があるからです。

  
それでは、
何のためにお聞きするかというと、
それは、
経年変化を把握するためです。
関与後一定期間を経てから、
再度、
モラルサーベイをおこないます。
   

そこで、社員の満足度が上がり、
かつ、
前回調査時点に比べ、
労働分配率が上がっていないという結果が出れば、
人事労務コンサルタントとして、
ひとつの合格ラインをクリアしたと判断します。
それを材料として、
顧問契約の継続、
および顧問料アップの交渉に臨むという流れになるのです。

   

以下、次号。
(猫については、引っ越しました。
http://mukuhiro.sblo.jp/

      

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